こんにちは、ウナです。
今回から不定期でプロデュースという観点からのプレイヤー向けの内容を書いていきたいと思います。
ただ、プレイヤーという観点は『自分が行動する当事者』という視点であり、中心はミュージシャンという表現で進めていきますが、違う業界・業種の人でも考えれるようにお伝えしていきたいと思います!
その基盤となるものが、私が習得して多くのプロジェクトに活用している『ニューロ言語プログラム』です。
ニューロ言語プログラムとは
ニューロ言語プログラムとは、NLPを元に設計されている角谷リョウ氏が、アメリカ・ニューロ言語プログラミング・ソサエティ理事長でもあり世界的権威でもある、ホール博士に師事したものを中心に設計した心理術のひとつです。
NLPとは?こちらを参照してください。
⇓
学術的な説明をしているページはたくさんあるので、ここでは省略させていただきます。
※気がむいたら書くかもしれません。
バンドで音が良くなる現象としてよく言われているのは仲間感
最近の若い演奏家は参考にできるyoutubeや資料が豊富にあるので本当にレベルが高い演奏をするプレイヤーが増えてきた反面、技術に目を向けすぎているプレイヤー、指導者が増えているのも感じています。
この要因として、『バンドでひとつの音楽を創り上げる』という認知が昔のバンドマン、ミュージシャンに比べて正直未熟になっていると私は感じています。
バンドといえば不良がやるもの!
バンドといえば不良がやるもの!
という昔の世間のイメージから脱却して、真面目なバンドマンもいたり、不良じゃないけどぶっ飛んだ人がいたり、モテたいからやってみた!ファッションに近い感覚で!という色々な属性、思考の人が増えてきました。
どの思考、姿勢をもって音楽をしていても、楽しくできるなら正解だと思います。
その中で大事なのはこの『音楽に対する姿勢』が同じ人と活動をする事
ここがズレていたとなると、どんなに素晴らしい理念や演奏力を持っていても結局は目指すものが違うので残念な結果になってしまう。
というバンドを多く見てきました。
- 意見のすれ違い
- 音楽性が違うから
- なんとなく気に入らないから
本当に色々な理由も見てきましたが、大抵の理由に共通しているのは「人と人とのコミュニケーション」です。
その中でもミュージシャンは絶対に「承認欲求」を多く持っている人がやっています。
- 認められたい
- 見て欲しい
- 自分の居場所が欲しい
- ちやほやされたい
- 自分の意見を聞いてもらいたい
色々な言い方があると思いますが、ほぼほぼ自分(の表現)を見て欲しい欲求が高い人達の集まりですね。
だから、この心の声がズレていると違和感を感じてしまうわけです。
お酒を呑んだり合宿したりすると音が良くなる
音が良くなる要因の土台として大事なのは
- 自分を理解して自分とのコミュニケーションをしっかりと取る事
- 他の人を理解して相手とのコミュニケーションを取る事
これが必要です。
しかし、クリエィティブなアーティスト、バンドマンはしっかりと理解していない人が多いため、「やりたくない!」事をただ単に感覚で感じて「否定」しまいがち。
自分の可能性を自分で狭めてしまうので非常にもったいないです。
相手が理解できない、相手の言っている事が理解できないから受け入れられない。
もしくは自分が言っていることを相手が理解してくれない、相手が受け入れてくれていない。
この状態は深刻な問題です。
受け入れてくれないのはさみしい。
さみしい思いはしたくないから、そもそもその原因をつくらなければいい
原因ってなんだ?あ!自分が相手に意見するのをやめればいいんだ
そう、コミュニケーションそのものが「痛み」になり「拒否」してしまうのです。
コミュニケーションが出来ない人間は「怖い」「信用が低い」になって、
最終的にはあいつとはバンドが一緒にできない。になるのです。
そんな状況を打破するのには相手の心の地図を知る必要があります。
相手を理解できた、相手が何を言っているのかわかるので受け入れて反応ができる。
相手が受け入れてくれる伝え方をしたら理解してもらえた、嬉しくなった。
この人と一緒にバンドをやると楽しい!
だからパワフルな姿勢で「一緒に」安心して演奏ができる。
楽しいし安心があると、もっと楽しくなりたくなる。
もっと楽しいってわかったらもっと楽しくなりたいという欲求がうまれます。
楽しい事をやめる理由がないのでワクワクしながら活動ができる!
まるで、子供が『ゲームをやめてそろそろ寝なさい!』
という言葉をお母さんから言われてもやめないでゲームを続けるように、楽しくて音楽活動がやめられない!
という状態になったら最高ですね!
そのため自己とのコミュニケーションと他者とのコミュニケーションが必要になるのです。
それを理解するのにニューロ言語プログラムの『MP(MetaPrograms)のフィルター』を使うとビックリするくらいに簡単に理解できるのです。
それを使うために最初に知ってもらいたいのは意識と無意識の違いです。
まずは自分の無意識を認識して味方にしよう!
まずは自分の無意識について知っていきましょう。
人は意識と無意識を同時に使って生活し、生きています。
難しい言葉で言うと、「表層意識」と「深層意識」です。
人は常に自分の表層意識(考えている事に自分で気が付いている部分の意識)がすべてだと感じている人が多いのですが、実は行動のほとんどは深層意識(無意識)によって決定されています。
朝、起きて歯を磨くという動作にも無意識が働いてくれています。
歯ブラシを右手の人差し指と親指でつまんで、
左手で歯磨き粉を持つよ!
持ち方は人差し指と中指と親指で持って
歯ブラシを持っている手で歯磨き粉のチューブのふたを空けて
歯ブラシのブラシを上向きに向けて、チューブを歯ブラシの近くに持っていき
親指と人差し指を使って歯磨きをチューブから押し出して
歯ブラシに歯磨き粉をのせよう!
実際にはもっと多くの「動作指令」が必要かもしれませんが
実際に「自分で意識している」のは
歯磨かなきゃ!
じゃないでしょうか?
上に書いた歯磨きのための動作はどうして出来るの?という答えは
「無意識が一連の動作をプログラム化して指令を出している」です。
では、この無意識で行動している部分を自分で調整して、結果望んでいる状態にすることが出来たらどうですか?
そう、自分の望む未来、結果に対しての労力が非常に少なくなるんです。
何かをやりたい、結果を出したいという時に無意識の力は欠かせません。
表面の意識をどんなに強く持ったとしても、無意識には勝てないからです。
どのくらいの力の差があるかというと
『表面意識:無意識 = 1 : 20000』
このくらい違うのです。
無意識は最強!?
無意識がやりたい事を曲げて気合入れてやるぞ!となっても、表面意識は無意識には勝てないのですぐに飽きたりしちゃうんですね。
ニューロ言語プログラムはその無意識の部分を自分の望む結果になるように既に自分の中に幼少期に書き込まれたプログラムを『上書き』することができます。
その無意識のプログラムを味方にして、自分の望んでいる結果、未来を掴むために必要な事を無意識に上書きしていったらどうですか?
- 練習をすることは当たり前
- 曲をつくるのは当たり前
- 宣伝活動をするのは当たり前
- 向上心を持つのは当たり前
こういう部分が「無意識」にインストールできると、成功が楽しくなります。
別の記事で説明しますが、自分に嘘をつかない!という事になるのでもの凄く前向きに、パワフルに行動できるようになります。
- 練習をすると楽しい!
- 曲をつくるのは楽しい!
- 宣伝活動をすると未来にワクワクする!
- 向上心がとまらない!
自分の心との整合性が取れると積極的になるし、
まさに子供がゲームをやめないように楽しく行動ができるようになりますよ!
そのために
自分を理解して自分とのコミュニケーションをしっかりと取る事
他の人を理解して相手とのコミュニケーションを取る事
これを感覚ではなく、理論的に自覚・認識していきましょう。
それを簡単に認識できるのがMPのフィルターなんです。
長くなったので、MPフィルターを使ったワークは次の記事に書きますね!
実際にMPには14個のフィルターが存在します。
これらを順番に気ままに書いていこうと思います。
1.クライテリア :価値基準 →【記事】
2.方向性のフィルター :動機の傾向
3.判断基準のフィルター :動機付けの源
4.理由のフィルター :選択の理由、行動を起こす動機
5.関係性のフィルター :類似点 or 相違点
6.行動のフィルター :行動の傾向が 能動的 or 受動的
7.チャンクサイズのフィルター :取り扱い情報のサイズ
8.注意方向のフィルター :自己フォーカス or 他者フォーカス
9.ストレス反応のフィルター :感情型 or 冷静型 or 転換型
10.所属のフィルター :個人型 or 役割型 or 共同型
11.主要な興味のフィルター :物事の何にフォーカスするか
12.ルールのフィルター :自分や他人にどのように適応するか
13.確信のフィルター(チャンネル):確信のために必要な情報
14.確信のフィルター(納得の動機):納得するまでの情報処理
直接会う機会がある人は直接聞いてくれてもお答えできますので!
んでは!