こんにちはウナです。
心理学を学んで使っているんだ!というと一番聞かれるのがこの質問。
- え~それって相手をコントロールする事?
- 洗脳とかしちゃうって事?
という類の質問です。
この質問ですが、回答としてはそういう心理学、例えば催眠術などの無意識の書き換えを行うものもありますが、私が使っているものはそういうものではありません。
私が使っている心理学と使い方は
- 相手を理解する事
- 相手の無意識で感じている事を理解する事
- 自分の無意識の傾向を理解して自分をコントロールする事
つまりは相手と自分とのコミュニケーション能力を高めるためのものになり、心を開いているのかな?本当の事を言っているのかな?というのがわかるようになります。
ストレートに言えば、相手が嘘を言っているのか本当の事を言っているのか、その場での適当な事を言っているのか大体わかっちゃうんですね。
そしてこれは特別な天性の才能が無いと出来ないかというとそうではなく、技術ですので学んで経験を積めば誰にでも出来るようになります。ただ、使いこなすには経験が大きく必要になる分野でもあります。
楽器で例えると理解しやすいかもしれないですが、演奏の方法、例えばギターのコードで「F」の抑え方とか簡単に本とかネットで知れますよね、そのほかのマイナーとかメジャーとか色々な複雑なコードがありますが、同じように本やネットを見て抑えるだけは大抵の人は出来ると思います。
でも本を見て抑える事が出来ても実践の場、つまり曲を演奏する時に使えるのか?というと話は変わってくるのも理解して頂けると思います。
これと同じ感覚で心理学も知ったらすぐに使えるという訳ではなく、ある程度は実践経験を重ねて自然に使えたり理解出来たり、気が付けたりするようになるものなんですよ。
もちろん自身の環境によって会得しやすいしにくいはありますが、私は小さいころから、小学校1~2年生くらいの頃から観察する環境に身を置いていましたので理解は早かったと思っています。
私が習得しているニュープロ(NLP)は特に無意識(潜在意識)にある部分を知るのですが、この無意識の部分というのは自分の意識では基本コントロールできません。
なので、自分が嫌な事とかがあると言葉では「いいよ」って言っていても体全体で「否定!」ってサインが出ます。これは心理学熟練者であっても嘘を言うと高確率で体のどこかにサインが出てきちゃうんです。
メッチャ興味ある!って言っていても体のしぐさから興味なし!ってわかります。
ごめんね~って謝っていても、こいつ言えばいいと思っているし謝る気ないな!ってわかります。
極端な感じだとこの画像のような状態
イライラして腕組みながらごめんなさいって言われてもホントかよ!ってわかると思いますが、実際にこういう極端な人もいました。これは本人の中では一応謝っているつもりで、俺謝っているじゃん、俺偉いじゃん!なっとくしろよ!っていう感じ(笑)。これもどうしてこうなるのか無意識の傾向がわかると明確にわかっちゃうんですけど、その分析はまた違う記事で!
そうじゃなかったとしても心理学を学ぶと「意識と無意識の不一致感」から言葉と本心が違うというのがいろんなところで理解できるようになります。トレーニングしていくと電話で喋っているだけでも相手の状態が手に取るようにわかるようになりますよ!
だから自分の心に嘘をついてもいけない。じゃぁ本音ばっかり言うしかないのかという話ですが、嘘を言わなければいいのです。多くのわかっている心理学者はこの意味をしっかりと理解しています。
音楽でどうやって使えばいい?
バンド内でのコミュニケーションを取っていくのに非常に有効です。
よく方向性の違いが。。。って言うじゃないですか。
その原因の種になる部分を事前に感じれれば、しっかりと会話からお互いの事を理解できるキッカケにしてもらえますよ!
バンドマンってよく衝突しますからね(笑)あとはそれを知ってどう使うのか、使わないのか。という部分。
ちなみに私は知ってダメだなと思ったら大体はぶつからないでエネルギーの消費を抑えるという方向にシフトします。これも自分の無意識の傾向から納得して自覚しています。もちろんそれが必要であれば最大限にコミュニケーション取るための行動に移ります。最終的にそれで行動するかは自分次第。
- メンバーの事をもっと理解して仲良くなりたい
- 喧嘩したときに早く仲直りしたい
- 演奏中の意思の疎通、言葉じゃない所で感じる能力をあげたい
- 最初から楽しくテンションマックスで演奏したい
- 自分の事を知ってもらいたい
- 他、前向きな事
できるなら前向き、ポジティブな事にエネルギーを使いたいですね!