こんにちは、海原です。
今回はよく「間違えて」進んでしまう状況について、これから成功する、結果を出したいという方。
今回の話は成功するという事を約束するわけではないですが、間違った道、もしくは非常に遠回りになりますよ!という話です。
どうしてこういう事を話しようと思ったのかというと、間違った認識をする人が多いのが芸能、音楽の世界ではよくあるからです。
私自身も必ずしも正解を出しているとは思いませんが、狙った結果を出すことが出来ていることが割と多いと思うので正解の傾向にあるんじゃないかな。今日はその本質の部分
「成功者」と「成功させた人」との認識
成功者の認識というのは曲が売れて、誰もが知っている有名人。
こういう感じじゃないかなと思うのですが、これはおおむね間違っていませんが、多くの方が間違えているところというのは
成功者=成功させた人
という公式が頭の中で成立してしまっているという事です。
この公式だけ見たらおかしなことないのですが、この「成功者」って誰を見ていっているのよ!という部分です。
過去にも似たような事を書いたのですが、成功者と成功させた人は必ずしも同じではありません。
ここは大事な基本の認識になるので大事にしてくださいね。
簡単に言うなら、アーティストが戦略を立てているのではなく、プロデューサーがしっかりと考えて道を示しているから成功したという事ですので、成功したいのならプロデューサーの意見を聞く必要があります。
「有名になったアーティスト」に言っても、もしかしたらモテたいとか、カッコつけたいという気持ちから戦略はプロデューサーに任せていて、実際はスキルとして持っていないのに「俺が売ってやる!」っていう人もいるなぁ。。。って感じています。
ダニング=クルーガー効果が作用しやすい
画像引用元:https://sprint-condition.info/category34/entry406.html
大前提でまずお伝えしたいのは、こういう調子に乗ることは心理学的に起きうることだと証明されているので、今そういう状態になっているからといって落ち込まないでほしい。
ダニング⹀クルーガー効果とは、能力の低い人は自分の能力を過大評価する、という認知バイアスについての仮説である。 1999年にこの効果を示したコーネル大学のデイヴィッド・ダニングとジャスティン・クルーガーの説明によると、このバイアスは、能力が低い人々の内的な錯覚と、能力の高い人々の外的な錯覚の結果として生じる。
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/ダニング=クルーガー効果
特に明確な比較対象が身近にいない場合、ちょっと出来るから、ちょっと知っているからという条件の中起きやすいものである。
この記事を見てもしさらなる自己研鑽のキッカケになれば幸いだ!さぁ、話の続き!
ジャンル違いで出来ると思っている
ジャンル違いでも出来ると思っている人がいますが、出来る人はそのジャンルの出来ている人にノウハウを聞いたり教えてもらって実践しています。
空想で出来ると思って行動していてもジャンル運営の方法が違うのでそのジャンルでの結果の出し方に当てはまらない事が多いです。
私も、アイドルの運営をしない?ノウハウは教えれるよ!と仲間のプロデューサーに誘われたことがありましたが、バンド・アーティスト運営の方で手いっぱいだったのでお断りましたがノウハウだけ酒の場で聞いてみたら全然違いました。
例でいうと単純に女性ボーカルアーティストとアイドルとガールズバンドは結果を出すための運営が全く違います。
一番やっかいな勘違いは成功ジャンルの違いを認識していない事です。
過去に2番目に多かったのが「先生」が「売れるため」の事を発言している事です。本当に現役でアーティスト活動をバリバリにしながらの先生業もやっているならいいのですが、残念なことに先生を中心にたまにライブをやる、という人も多く売れるための的外れなアドバイス多いなと感じます。
誤解しないでほしいのは、先生業で成功するためのノウハウは十分に持っているプロだと思うんですが、アーティストとして売れる方法はまったくの別の話で、そこに関しては素人だというだけの話です。
例えば英語の先生が英語を使って営業職で成功する交渉術やノウハウを教えれるのかというと違うのと一緒で、単にゴールに設定しているジャンルが違うだけです。
人脈はやっぱり超大事です
この音楽業界、人脈は超大事です。
というか、上にいけばいくほど狭い世界で、お互いに持ちつ持たれつで業界回している場合がよく見られます。
つまりは人間関係を大事にするし「えこひいき」とか「メンツ」とか「仲間意識」超大事にします。
人脈とは環境であり、結果を出すための条件でもあり、暗黙のルールを知る手段でもあります。
ちょっと新人の子とかが跳び越しとか問題行動あったら即情報回ってきますしね。多くの会社でもそうだと思いますが、会社を辞めた人が同業種であまりよくない辞め方をして独立とかしたら基本潰されますよね。
当たり前っていう言葉はあまり好きではないですけど、それが社会の中で会社組織が仕事を獲得し続ける環境では当然の状況です。
ミュージシャンやアーティストはこの意識が非常に低いです。特にインディーズのミュージシャンやアーティストは意識していない事が殆どどころかそれをやって何か悪いの?という感じです。
今までもこれからも仕事として付合っている会社から離れたその子と仕事をしたら会社との仕事は出来なくなりますよね。そんなリスクを抱える取引先はないという事です。
これを覆すこともできますが、それは概ね「既存の取引先から乗り換えても、安定してさらに大きな利益を得られると確信できた場合」だと思います。
だから変な辞め方をした場合は基本的にはブラックリストです。
何回も言いますが上層部はビックリするくらい狭い世界ですぐに情報が回ります。
成功させた実績と今も現役なのかが大事なポイント
成功するため、結果を出すための必要なポイントとしては「成功させた人」に教えてもらう、プロデュースしてもらう、戦略を考えてもらう、です。
そして、できる事なら今も成功させるために動き続けている人が望ましいです。
現場の空気感、今の成功したい、結果を出したいジャンルの最新情報、顔が効くかとか本当に大事です。
ですので成功したいと思っていることがあるなら、そのジャンルで「成功させた立役者」を探してアドバイスを求めるようにしましょう。
理想の人が見つからない、コンタクトを取れない場合はジャンル違いであったとしても大抵基本は一緒なので、何かしらのプロデュース、マーケティング、プロモーションで仕事をしている人に意見を求めてみてくださいね。